ISO14001
ISO14001は、「環境マネジメントシステム」の国際規格です。
環境パフォーマンスの継続的改善を目的とするもので企業等が法令の規制基準の遵守にとどまらず、自主的、計画的に環境保全に取り組むためのしくみとして平成8年に制定されました。輸出企業や大企業を中心に認証取得が広がり、近年は、中小企業や地方自治体でも認証取得が進んでいます。
環境マネジメントシステム
「環境マネジメントシステム」とは、組織の活動によって生じる環境への負荷を常に低減するよう配慮・改善するための「組織的なしくみ」のことをいいます。ISO14001は、環境保全のための行動を計画(Plan)し、実施・運用(Do) し、これを点検(Check)し、見直す(Action)という、「PDCAサイクル」で構成される事が特徴です。
- 環境方針...取組みの方向性や基本的な考え方を定め、公表します。
- 計画(Plan)...組轍での日常活動、業務の中で有害無害を問わず、環境に影響を与える要素を洗い出します。また、環境目的・目標を設定し、行動計画(環境マネジメントプログラム)を作成します。
- 実施・運用(Do)...作成した環境マネジメントプログラムに基づき、環境目的・環境目棟の達成に向けての取組みを実施します。
- 点検・是正(Check)...取組みの進捗状況を定期的に確認するとともに、内部環境監査により点検します。
- 見直し(Action)=・環境目的・環境目標の達成状況や内部監査結果及び外部審査機関による定期審査の結果が組織の最高経営層に報告され、システム全体の見なおし・改善を実施します。
- このPDCAサイクルの循環による、環境負荷の継続的改善を図ります。
ISO14001認証取得のメリット
また、ISO14001を認証取得することによって得られるメリットとして、主に以下の点が挙げられます。
- 海外輸出企業におけるグローバル企業としての「パスポート」となる地球環境保護に対する企業の社会的使命の実現を図ることができる
- 環境に優しい企業として取引先、消費者や周辺住民への信頼感の向上・イメージアップにつながる
- 政府や地方自治体のグリーン調達及び公共入札へ対応できる
- 廃棄物減量、使用部品、資材の減量、省エネ推進などによるコスト削減策となる
- 災害・自己への予防型マネジメントシステム構築による環境リスク低減策となる
- 環境マネジメント推進における環境配慮技術・「製品開発の相乗効果の可能性
現在、製造部門の民間企業等を中心に、地方自治体をはじめ種々の機関でISOの認証取得が急速に広がっています。

